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自分が偉いと思う

2007.05.27 (Sun)
 自分の親にも、自分自身へも身に覚えのある話。

 酔いがさめると、耐えがたい孤独感や劣等感に見舞われ、身の置き所のない情けなさを感じます。そのような不快感をしらふでやりすごすのはむずかしく、アルコールの力に頼るしかありません。かなりの量を飲むと、不快な気分は一掃され、実際よりはるかに強い自分がよみがえってきます。誰とでも友だちになれ、何でもできるように錯覚するのです。


 確かにそんな気がするときもあった。だが、長年飲んでいるとその“ハイ”な気分の時間も短くなってきて、しまいにはなくなる。若いときに飲んだあの“ハイ”な気分をもう一度味わいたくてより多くあおる。でももう駄目だった。

 自分が偉く思えてくると、まわりがみんなバカに見えます。女房はなっていない、断酒会もデタラメだ、精神科医は医者のなかでも成績の悪い者がなるのだ、行政が悪いなど、不平不満がつのってきます。そして、心中はけっして穏やかでなく、いらいらして安らぐことがありません。


 父親は、いつもこんな感じで家族に当り散らしていたな。だが、子どもの目にも彼は劣等コンプレクスの塊だった。私もそう。徐々にそういう八つ当たりをするようにもなりつつあるところだった。危ない、危ない。

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よくわかるアルコール依存症―その正体と治し方森岡 洋

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 自分がアルコール依存症であり、どのくらい依存症かの自覚が大事。それがこの本書でできる。また、断酒中の経過についても詳しい。
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【編集】 |  14:04 |  過去を分析する─酔いへの期待  | トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑

アルコールが勇気をくれる?!

2007.04.30 (Mon)
 アルコール依存は諸悪の“原因”ではない。“結果”だと思う。

 私はとても恐がり。他人、この世の中、そして、それらに囲まれて生きていくことにいつも大きな恐怖心を抱いていた。
 それでも生きていくとしたら・・・とにかく社会へ目をつぶって息を止めて飛び込んで行く。我慢して我慢して仕事の時間が過ぎたら、家へ、自分の中に逃げ帰っていく。苦痛を拭い去るのに、自分の体と心をアルコールで清める必要がある。それで、飲酒、飲酒、飲酒。日々この繰り返し。絶望的。

 この「恐怖心」さえなければもっと生きやすいのに、と何度思ったことか。ヒーロー者の映画や本を読んで真似して豪胆さを装ったり、アルコールの力を借りて無用な「神経過敏」を取り除こうとした。自分の「神経質」を軟弱な弱い人間と卑下した。
 次の言葉は「恐怖心」の本当の意味を教えてくれた。 

 人間にとっての恐怖心は、家の火災探知機のようなもの。「危険が近づいてくるぞ」と教えてくれる、とても便利な道具なのです。しかし、危険を探知しても、その「原因」を取り除こうとしなければ、火災探知機を止めて火事がおさまったと思うのと同じ。火災探知機が止まれば消防隊は来てくれませんから、問題の解決方法まで失ってしまうことになります。つまり、お酒を使って恐怖心を消すのは、火事が消えていないのに火災探知機を止めるのと同じことなのです。恐怖心の原因を取り除くこと、問題を根本から解決することを完全に拒否しているのです。


 確かに。恐怖心は必要なのだ。じゃあ、これに対しアルコールはどんな働きをしてくれるのか。

 高校生のときある音楽舞台で、一人で歌い回る役をやったことがある。イヤでイヤで仕方なかった。そこで本番当日、いわゆる「気付けの一杯」で、ワンパックの日本酒を舞台裏でグイとやったのを覚えている。これで無い「勇気」を振り絞れるのでは、と思ったのだ。
 もちろん、これは通常酒なんて飲んでいない時代の話だ。

 パイロットは計器が正しく作動していないことに気づけば恐怖心を感じます。同じように、人間はお酒で自分がだんだん無防備になっていくのを感じると、恐怖心が増します。そして、酔っ払って恐怖心を麻痺させることで、勇気が出たと錯覚するのと同じように、酔っ払って恐怖心が増すことによって、勇気がなくなるという錯覚に陥るのです。
 お酒は勇気を与えてはくれません。お酒は勇気を奪い去るのです!
 誰にでもわかることなのに、どうして酔っ払いにはわからないのでしょう? それは、生まれた時から「お酒を飲むと勇気が出る」と洗脳されてきたからです。
 でも、それは幻想です。お酒を飲んでも勇気や自信はつきません。反対に「自分には勇気も自信もない」と思い込んでしまうのです。


 「生まれた時から『お酒を飲むと勇気が出る』と洗脳されてきた」のだと思う。高校時代の一件はその証左だ。そしてその後の飲酒の習慣は、「『自分には勇気も自信もない』と思い込んでしまう」悪循環に陥らせたと思う。

 私は小心者だ。これがイヤだった。恐怖心がそうしているのだと思い、この恐怖心そのものを取り除くことばかり考えていた。恐怖心と戦い、これを打ち消す努力ばかりしていた。しかし、恐怖心は生きていく上で必要な機能なのだ。恐怖心はあって良いもの、あって当然のものであり、これと共存し利用していくべきものだったのだ。
 何をやっても達成感がなく他人事。経験が身にならなく、自信へと蓄積されていかない。私にはそんな感覚がある。それはアルコールでもらったと錯覚した「勇気」に基づいた人生を送っていたからなのかもしれない。

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【編集】 |  11:54 |  過去を分析する─酔いへの期待  | トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑

アルコールで「緩慢な自殺」を

2007.04.29 (Sun)
TVでスピリチュアル・カウンセラーの江原をよく目にする。
ゲストの向井が、かつて流産したときに自分が嫌いで仕方なく、
周りにそれを当り散らして、イヤな人間だった、と告白していた。
それに対し江原は「あなたは自暴自棄だった」とさとした。

私もイヤな人間だった。今はどうか知らないが、
かつてははっきりそうだった。思い出しただけで顔が真っ赤になるくらい。
そして何より自分が嫌いで仕方なかった。一言で言えば「自暴自棄」だった。
自分が嫌いな人間は、他人も世の中も、何でも嫌いになるらしい。

まずくて、体も頭もおかしくなるアルコールを浴びるように飲んで、
ゲーゲー吐いたり、人間関係がおかしくなったり、二日酔いでダメ人間になった気分になったり・・・。
退廃的になり、堕ちていく自分の姿にある種の“達成感”と“快感”を覚えていた。
嫌いでイヤな自分に対して「ざまぁみろ」と思っていた。「馬鹿だな、俺」と自分を嘲笑していた。

どこかで聞いたが、アルコール依存は「緩慢な自殺」だという。
死への欲望が飲酒に駆り立てていた部分は確かにあった。
自分の生を呪って、アルコールで自分をいじめていたのだ。
いつのまにか飲酒が習慣になっていたが、これの最初の動機を無意識にしちゃいけない。
〔死への欲望〕とそれを満たす手段としての〔飲酒〕という関係をだ。

ここ数年、身近な人の大きな助けと愛情もあり、
私は「生きたい」、そして、「生きていかねば」とはっきり思えるようになった。
そうした今、やっと断酒に踏み切ることが出来た。もう自分を傷つける必要も理由もない。
自分や大切な人を守っていかなければならない。アルコールに堕するわけにはいかない。
【編集】 |  21:17 |  過去を分析する─酔いへの期待  | トラックバック(0) | コメント(1) | Top↑

強い酒を飲んでも平気なのがカッコいい?!

2007.04.08 (Sun)
私は20過ぎ頃から積極的に酒を飲み始めた。
常にハイペースでガンガン飲んだな、初期のころは特に。
でも味は嫌いだった。フリスクかじりながら、ウィスキー飲んでたもんな。

よくよく思い出してみると、必要以上に飲んだのは、
根本的な不安感を拭い去ろうという理由以外に、
こんな不純(?)な動機で飲んでた。

1.チョイ悪っぽい感じでカッコいいかなと思った。
2.どんなに酔ってもおれは平気なんだ、と皆や自分に誇示したかった。
3.それにより、どんな逆境にも負けない強い人間だと証明したかった。
4.ゲーゲー吐いたり、二日酔いでヘロヘロになったりして、自己破滅的な芸術家風を演出したかった。

高校生が偉そうにタバコをふかす、あの感覚と同じ、
いやそれ以下の馬鹿げた子どもじみた話だ。
でもあのときの感覚はまだ残っているな・・・。

アルコール依存の衝動には、案外こんなヒーロー願望が潜んでいる。
もうそろそろ歪んだ美学からは卒業だ。

【参考になった本】
読むだけで絶対やめられる禁酒セラピー
読むだけで絶対やめられる禁酒セラピーアレン カー Allen Carr 阪本 章子

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酒に求めていたもの

2007.04.01 (Sun)
酒に求めていたもの、それは“逃げ”だ。

高揚、その後の睡魔により悩みやイライラから逃れる。
でも、夜のアルコールにこの効果を期待することで、
普段のイライラを許してしまっていた。
今の時間、今の生が台無しでもいい。酔いが救ってくれるのだから、と。

それよりも、普段から酔っ払っていよう、酒なしで。
いわば“ナチュラル・ハイ”で行こう。地で酔っ払っていりゃいいんだ。
今を大事に、今を楽しんで生きていこう。

・・・今日で断酒4日目。
【編集】 |  18:59 |  過去を分析する─酔いへの期待  | トラックバック(0) | コメント(0) | Top↑
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